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内科総合内科

何科に行けばいいか分からないときは

── まず相談できる「かかりつけ医・総合診療」という選択肢 ──


「何科に行けばいいか分からない」というご相談が増えています

頭が痛いけれど内科なのか脳神経外科なのか分からない、おなかが痛いけれど消化器内科か婦人科か迷う、なんとなく体がだるいけれどどこを受診したらいいか決められない——こうしたお声は、外来でもよく耳にします。

医療は専門分化が進み、「〇〇内科」「〇〇外科」と細かく分かれています。患者さんにとってより専門的な治療を受けやすくなった一方で、「最初の一歩をどこに踏み出せばよいか」が逆にわかりにくくなっている側面もあります。

そんなときに役立つのが、「まず相談の入口」としての総合診療・かかりつけ医の役割です。この記事では、「何科に行けばいいか分からないとき」に考えてほしいポイントと、総合診療医の使い方についてお伝えします。


なぜ「診療科選び」が難しいのか

症状と病気が1対1で対応しているとは限らないことが、診療科選びを難しくしている大きな理由のひとつです。「胸が痛い=心臓の病気」「頭が痛い=脳の病気」とは限らないように、同じ症状でも原因となる臓器や病気はいくつも考えられます。たとえば「胸の痛み」は、心臓だけでなく肺・筋肉・消化管・不安やストレスなど、さまざまな要因で起こりえます。患者さんご自身で診療科を絞り込むのは、実はかなり難しいことなのです。

また、複数の不調が重なっていることも珍しくありません。「頭が痛いし、めまいもするし、動悸もするし、眠れない」といった状態では、一つひとつを別々の診療科で扱うよりも、「全体としてからだに何が起きているのか」を先に整理する必要があります。こうした場合、診療科を細かく選ぶこと自体があまり現実的でないこともあります。


総合診療・かかりつけ医とはどんな役割か

総合診療や総合内科・かかりつけ医は、特定の臓器だけでなく「全身」「生活背景」も含めて診ることを重視する診療スタイルです。具体的には、どの診療科に行くか迷う段階での相談窓口、発熱・咳・頭痛・腹痛・関節痛・だるさなどありふれた症状への初期対応、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病の総合的な管理、そして必要に応じて適切な専門科へつなぐ「振り分け役」——といった役割を担います。

よく「何でも診てくれる医師」と思われることがありますが、むしろ正確には**「入口とハブ」**の役割だとイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。まず全体像を把握し、その方にとって優先度の高い問題は何かを整理し、自院で対応する部分と専門医にお願いすべき部分を見極める——これが総合診療医の本質的な仕事です。すべての専門医と同じレベルで治療を行う「何でも屋」ではありませんが、だからこそ「最初の相談相手」として機能しやすいのです。


こんなときは「まず総合診療・かかりつけ医」へ

次のような場合は、「何科か」を決めきれなくても、遠慮なく総合診療・かかりつけ医に相談していただいて構いません。

症状が漠然としている場合——「なんとなくだるい・疲れやすい」「微熱が続く」「食欲がない・体重が減ってきた」といった状態は、原因を特定するためにまず全体を評価する必要があります。複数の不調が重なっている場合——頭痛とめまいと動悸が同時にある、原因不明のしびれや痛みがあちこちに出るといったケースも同様です。どの診療科が適切か判断がつかない場合——胸の痛み・背中の痛み・みぞおちの痛みが心臓なのか胃なのか分からない、腰から下肢にかけての痛みやしびれが整形外科なのか内科(血管や神経)なのか迷うといった場面も、まず総合診療に相談いただくのが一つの方法です。健康診断で複数の項目に「要精査」が並び、全体を整理したい場合も同様です。

「こんなことで受診していいのだろうか」と気にされる方も多いのですが、むしろそういった迷いのある段階こそ、総合診療の出番です。


専門科受診が望ましい「赤信号」のサイン

一方で、次のような症状がある場合は、総合診療かどうかにかかわらず、早めの受診・救急受診も検討が必要です。

  • 突然の激しい頭痛(今まで経験したことのないような痛み)
  • 急に片側の手足が動かしにくくなった、しびれが出た、ろれつが回らない
  • 胸の中央部が締めつけられるように痛む、冷や汗や吐き気を伴う
  • 安静にしていても治まらない息苦しさ、急な呼吸困難
  • 我慢できないほどの腹痛、血を吐く、黒い便が出る
  • 高熱とともに意識がもうろうとしている

これらは脳卒中・心筋梗塞・重い感染症などの可能性があるため、ためらわず医療機関に連絡してください。日頃からかかりつけ医がいると、「こういうときはどこに連絡すればよいか」「救急に行くべきかどうか」を相談しやすくなります。


かかりつけ医がいることのメリット

かかりつけ医がいると、普段の血圧や検査値・これまでかかった病気・家族構成やお仕事の状況など、その方の背景を含めた「いつもの状態」を共有できます。そのため、同じ症状でも「この方にとっていつもどおりか」「今回は少し様子が違うのか」を判断しやすくなり、必要な検査や専門医紹介のタイミングも適切に見極めやすくなります。

また、大きな病院や複数の診療科を受診していると、それぞれの医師が一部しか情報を把握していない、ということが起こりがちです。かかりつけ医が間に入ることで、処方されているお薬の全体像の整理、検査の重複や抜けの確認、専門医同士での情報共有の橋渡しなどがスムーズになります。


当院の「総合診療・かかりつけ」としての役割

当院は、内科(総合内科、循環器内科、消化器科)・整形外科・リハビリテーション科を中心に、地域のかかりつけクリニックとして幅広いご相談をお受けしています。発熱・のどの痛み・せき・腹痛などの急な体調不良、高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病の継続的な管理、膝や腰・肩などの痛みやしびれといった整形外科的なお悩み——このブログでもこれまでそれぞれのテーマについて詳しくお伝えしてきましたが、実際にはこれらが重なり合っていることが多く、「まとめて診てもらえる場所」があることが大切だと考えています。

「健診でいろいろ引っかかったが、何から手をつけるべきか分からない」「この症状は何科にかかるべきか」「大きな病院に紹介してもらうべきか」——こうしたご相談も、当院でまず全体像を整理し、必要に応じて近隣の専門医療機関と連携しながら、一人ひとりの状況に合わせた対応をご提案していきます。


「受診していいか迷う」そのタイミングで大丈夫です

「この程度の症状で受診してもいいのだろうか」「忙しくて、なんとなく先延ばしにしてしまっている」——そんな気持ちのまま時間が過ぎてしまう方は少なくありません。しかし、病気は「軽いうち」「はっきりしないうち」にこそ、対処しやすいことも多くあります。

「どの診療科に行けばいいか分からない」「この症状が続いていて少し不安」「健診結果を見てもどう整理していいか分からない」——そんなときこそ、かかりつけ医・総合診療医の出番です。

当院では、「どこに相談したらいいか分からない」という段階から、気軽に頼っていただけるクリニックでありたいと考えています。一人で悩みを抱え込まず、まずお気軽にご相談ください。


友成第二医院(文京区護国寺)/内科・整形外科・リハビリテーション科

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