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内科総合内科

不眠・ストレス・メンタル不調

── かかりつけ医で相談できる範囲 ──

「この程度で相談していいのか」と迷っていませんか?

寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、朝すっきり起きられない——こうした不眠の悩みは非常に多い一方で、「精神科に行くほどではない」「どこに相談すべきかわからない」と受診が遅れがちです。「眠れないのは自分が弱いせいだ」「ストレスくらい誰でもあるのに大げさかな」と抱え込んでいる方も少なくありません。

しかし、不眠やストレスからくる体調不良は、高血圧・糖尿病・肥満などの生活習慣病とも密接に関わっており、長く放置すると全身の健康に影響を及ぼすことが知られています。かかりつけ医・一般内科でも、生活習慣や眠りの環境の見直し、ストレスとの関係の整理、必要な場合の専門科への橋渡しなど、「入り口」としてできることは少なくありません。この記事では、不眠・ストレス・メンタル不調をどこに相談すべきか、かかりつけ医として何ができるかについてお伝えします。


まずかかりつけ医・一般内科で相談しやすいケース

次のような場合は、まずかかりつけ医・一般内科に相談し、必要に応じて心療内科・精神科につなぐ流れが一般的に勧められています。

不眠が数週間続いているが、強い気分の落ち込みや希死念慮(死にたいという気持ち)はない場合、夜更かし・スマートフォンの長時間使用・不規則な生活リズムなど、生活習慣の影響がありそうな場合、更年期・夜勤・介護による生活リズムの変化が背景にありそうな場合、職場や家庭でのストレスはあるが日常生活はなんとか送れている場合——こうした段階では、生活習慣の見直しと基本的なサポートから始めることが多く、気軽に相談できる場として活用していただけます。

また、「もしかしたら睡眠時無呼吸症候群かもしれない」という場合も、内科での評価が出発点になります。いびきが大きい・日中に強い眠気がある・起床時の頭痛が続くといった症状がある方は、睡眠の質そのものに問題がある可能性があります。


心療内科・精神科への相談が望ましいケース

一方で、次のような場合には、心療内科や精神科での専門的な評価・治療が適しています。強い不安・気分の落ち込み・意欲や興味の著しい低下が2週間以上続いている場合、仕事・家庭・人間関係のストレスで心身の不調が日常生活に大きく支障をきたしている場合、パニック発作(突然の強い動悸・息苦しさ・強い恐怖感など)が繰り返す場合、強い抑うつ状態や自傷・希死念慮がある場合——こうした状態は、かかりつけ医の範囲を超えた専門的なケアが必要です。

ただし、「心療内科・精神科という言葉に抵抗がある」「どちらに行くべきか迷う」という場合は、まずかかりつけ内科に相談し、状態に応じて適切な専門科を紹介してもらうという流れが勧められています。「自分の状態がどのくらい深刻なのかわからない」という段階でも、遠慮なくご相談ください。


不眠・ストレスへの基本的なアプローチ

かかりつけ医として不眠・ストレスの相談を受ける際には、まず「どのように眠れていないのか」を丁寧に整理することから始めます。寝つきに時間がかかるのか、夜中に何度も目が覚めるのか、朝早くに目が覚めてしまうのか、あるいは長時間寝ているのに疲れがとれないのか——パターンによって原因や対処が変わってきます。

生活習慣の確認として、就寝前のスマートフォン使用・カフェインやアルコールの摂取タイミング・日中の活動量・運動習慣・寝室の明るさや温度なども重要な要素です。アルコールは「寝つきをよくする」と感じる方も多いのですが、実際には睡眠の後半を浅くして夜中に目覚めやすくなることが知られており、慢性的な不眠がある方には逆効果になることがあります。

必要に応じて、短期間の睡眠薬や、体への負担が少ないとされる種類の睡眠補助薬、漢方薬なども含めて検討します。「薬に頼りたくない」というお気持ちも大切にしながら、「生活の中でできる工夫」を優先した上で、薬に頼りすぎない使い方を一緒に考えていくことが基本的なスタンスです。


不眠・ストレスと生活習慣病の関係

不眠やストレスは、単独の問題にとどまらず、高血圧・糖尿病・肥満・脂質異常症など、さまざまな生活習慣病と双方向に影響し合うことが知られています。睡眠不足が続くと食欲を調整するホルモンバランスが乱れて体重が増えやすくなること、慢性的なストレスが血圧を上げやすくすること、血糖コントロールを難しくすることなどが報告されています。

逆に、生活習慣病をきっかけに不眠が起きることもあります。糖尿病による夜間の頻尿・血糖変動、高血圧治療薬の一部による睡眠への影響、痛みや息苦しさなど身体症状による中途覚醒——こうした背景がある場合は、内科的な管理と睡眠の問題を一緒に整理することが有効です。高血圧・糖尿病・脂質異常症などで定期通院されている方の中に、不眠の悩みを抱えたまま「それはまた別の話」と切り分けてしまっている方がいらっしゃいます。かかりつけ医として、まとめてご相談いただける環境を大切にしたいと考えています。


当院での対応について

当院では、「眠れない」「ストレスで体調が優れない」「気力がわかない」といったご相談を内科・総合診療の立場からお受けしています。まず問診で、不眠の経過・パターン・生活習慣・ストレスの背景・他の体の症状(動悸・頭痛・胃の不快感など)などを丁寧に確認します。必要に応じて血液検査・心電図・血圧測定なども行い、甲状腺機能の異常や貧血など、身体的な原因が隠れていないかを評価することもあります。

その上で、生活習慣の見直しのアドバイス、必要と判断した場合の薬の検討、そして心療内科・精神科への紹介が適切と考えられる場合の橋渡しを行います。「精神科への紹介状を書いてほしいが、どこに頼めばいいかわからなかった」という方も、ご相談いただければ対応できます。


「相談していいか迷う段階」で、どうぞお気軽に

「眠れないのは性格の問題」「このくらいのストレスは誰でもある」と自分に言い聞かせながら、ずっと抱え込んでいる方が多くいらっしゃいます。しかし、不眠・ストレス・メンタルの不調は、放置するほど改善に時間がかかることもあります。

「ちゃんと眠れない日が続いている」「最近なんとなく体が重くてだるい」「ストレスのせいか頭痛や胃の不調が続いている」——そんな段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。「この程度で受診していいのか」と迷うそのタイミングこそが、かかりつけ医に相談するちょうどよい時期です。


友成第二医院(文京区護国寺)/内科・整形外科・リハビリテーション科

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