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健診・ワクチン内科総合内科

4月からスタート!挫折しない「健康目標」の立て方と健康診断の賢い活用法

── 新年度を、体づくりの新しい出発点に ──


令和8年度のスタートに寄せて

本日で令和7年度も最終日。護国寺周辺の桜が満開を迎え、新しい門出を祝うように咲き誇っています。

新年度は、生活リズムが変わり、環境が整う絶好のタイミングです。「今年こそ健康管理をしっかりしよう」と思い立つ方も多いのではないでしょうか。しかし毎年、4月に立てた健康目標が5月にはうやむやになってしまった——という経験がある方も少なくないと思います。

この記事では、長続きする健康目標の立て方と、この時期に多くなる健康診断の賢い活用法についてお伝えします。


「大きな目標」より「具体的なアクション」を

「痩せる」「運動する」「食事に気をつける」——こうした目標は気持ちとしては正しいのですが、あまりにも抽象的なために行動につながりにくく、気づけば後回しになってしまいがちです。

目標を長続きさせるコツは、「毎日の生活に組み込める小さなアクション」に落とし込むことです。「運動する」ではなく「週3回、護国寺駅から一駅分歩く」、「早寝する」ではなく「寝る前30分はスマホをしまって、睡眠を7時間確保する」——このように具体的・数値的に設定することで、「できた・できなかった」がはっきりして習慣化しやすくなります。

このブログの「慢性的なだるさ・疲れが取れないときに」の記事でもお伝えしたように、「全部完璧にやらなければ意味がない」という考え方が挫折の最大の原因です。一つだけ変える、それを3週間続ける——そのくらいの気持ちで始める方が、結果的に長く続きます。


健康診断は「受けて終わり」にしない

4月以降、自治体や職場の健康診断を受ける機会が増える時期です。健康診断の本当の価値は、「今年だけの数値を見ること」ではなく、「過去の自分と比較して変化に気づくこと」にあります。

「去年より血圧が少し上がってきた」「血糖値が基準値内だけど毎年じわじわ上がっている」「体重が3年で5kg増えた」——こうした小さな変化の積み重ねが、数年後の生活習慣病につながっていきます。逆に言えば、この段階で気づいて動き出すことが、大きな病気を防ぐ最も効果的なタイミングです。

このブログの「健康診断の結果の見方」「血液検査の読み方」の記事でも詳しくお伝えしましたが、「異常なし」と書かれていても安心できない項目があること、そして「要注意」と書かれていても何をすればよいかがわからない場合は、ぜひ一度ご相談ください。過去数年分の健診結果をお持ちいただけると、変化の流れを一緒に整理することができます。


整形外科・リハビリの視点から——「急に動き始める」には注意を

新年度から運動習慣を始めようとする方の中に、「急に張り切りすぎて膝や腰を痛めてしまった」というケースが毎年みられます。特に冬の間に運動量が落ちていた方は、筋力・柔軟性が低下していることが多く、いきなり負荷をかけると関節や筋肉へのダメージが大きくなります。

目白台・雑司ヶ谷エリアは坂道やアップダウンが多く、「軽いウォーキングのつもりが思った以上にきつかった」という方もいらっしゃいます。このブログの「お花見ウォーキングで健康な足腰づくり」の記事でお伝えしたような歩き方の意識やストレッチを取り入れながら、無理なく段階的に負荷を上げていくことが大切です。

「膝や腰が心配だけれど、どのくらい動いてよいかわからない」という方は、当院リハビリテーション科にご相談ください。あん摩マッサージ指圧師が、その方の筋力・柔軟性・歩き方を確認した上で、安全に続けられる運動メニューをご提案します。


この春に確認しておきたい5つのこと

新年度のタイミングで、以下を一度見直してみてください。

まず健診の予約です。自治体の特定健診・職場健診の案内が届いたら、なるべく早めに予約を入れましょう。「後でいいか」と先延ばしにするうちに受け忘れるケースが多くあります。

次に過去の健診結果の保管です。昨年・一昨年の結果が手元にあれば、受診時にお持ちください。変化の流れを確認できます。

内服薬の見直しも大切です。新年度は薬が変わるタイミングになることもあります。現在飲んでいる薬(市販薬含む)を把握して、かかりつけ医に伝えておきましょう。

睡眠と食事のリズムは環境変化で乱れやすい時期です。このブログの「不眠・ストレス」の記事を参考に、基本のリズムを意識してみてください。

最後にワクチン接種歴の確認です。このブログの「大人のワクチン総論」でお伝えしたように、麻疹・肺炎球菌・帯状疱疹ワクチンなど、接種を見直すタイミングとしても春は好機です。


当院での対応について

当院では、「健診結果を持ってきて説明してほしい」「新年度から健康管理を始めたい」「運動を始めたいが膝・腰が心配」といったご相談を、内科・整形外科・リハビリテーション科が連携した立場からお受けしています。

生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症)の管理・健診結果のフォロー・運動習慣のサポート——一つひとつは小さなことですが、かかりつけ医としてこうした積み重ねを一緒に続けることが、10年後・20年後の健康につながると考えています。

文京区・護国寺・目白台・雑司ヶ谷・大塚・東池袋エリアの皆様にとって、「いつでも立ち寄れる健康の相談窓口」でありたいと思っています。


新しい一年が、健やかなものになりますように

「今年こそ」という気持ちは、新年度のこの時期が一番高まります。その気持ちを大切にしながら、完璧を求めず、小さな一歩から始めていただければと思います。

「相談するほどのことでもないかな」という段階でも、どうぞお気軽にご来院ください。スタッフ一同、令和8年度も皆様の健康を全力でサポートしてまいります。


友成第二医院(文京区護国寺)/内科・整形外科・リハビリテーション科


参考

厚生労働省「特定健康診査・特定保健指導について」

厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動・運動」

厚生労働省 e-ヘルスネット「睡眠と生活習慣病との深い関係」

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